企業のDX推進において、「ノーコード開発」が大きな注目を集めています。従来のシステム開発では数ヶ月から数年かかることがあるところ、ノーコード開発では数週間でシステムが完成することもあります。本記事では、実際に業務システムをノーコードで構築し、具体的な成果を上げている企業の事例を詳しくご紹介します。
弊社ではノーコードを活用し、低価格、高品質、短期納品で開発可能です。
業務システムの導入でお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたのビジネスに最適なご提案をさせていただきます。
まずは、現在の予約管理の課題や理想の姿をお聞かせください。スクラッチ開発とノーコード開発、それぞれのお見積もりと比較資料をご用意いたします。
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ノーコード業務システムとは
ノーコード開発ツールの登場で、これまでベンダー頼みだった業務アプリの開発が内製できるようになりました。ドラッグ&ドロップやテンプレートを活用することで、プログラミングの専門知識がなくても業務に必要なシステムを構築できます。
ノーコードが注目される背景
経済産業省の調査によると、2030年には約79万人のIT人材が不足すると予測されています。特に中小企業では、システム開発を担う人材が限られており、ノーコードによる開発効率化が不可欠になっています。
ノーコードツールを使えば、業務部門自らが開発することができ、コストは大幅に削減されます。さらに、世の中の変化や業務の変化に素早く対応できるという大きなメリットがあります。
実際のノーコード業務システム導入事例
弊社ではノーコードを活用し、低価格、高品質、短期納品で開発可能です。
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事例1:東京電力エナジーパートナー「kintone」で3,000人規模のDX推進
東京電力エナジーパートナーでは、3,000人規模でのkintone導入を実現しました。現場主導を貫くために「危機感」「勇気」「目的」を重視し、大企業ならではの組織の壁を乗り越えて業務のデジタル化を推進した事例です。
高度なITスキルがない現場社員でもシステム開発可能な環境を用意する必要があったため、kintoneを導入。サブスクリプション型のSIサービスや各種プラグインサービスなど周辺サービスもうまく活用することで、内製化できる環境を素早く整えることに成功しました。
事例2:みずほ信託銀行「kintone」でExcel業務を刷新、年間200時間削減
みずほ信託銀行では、10以上のExcelリストを本部側で作成・分割・配布し、各営業店で担当者が入力、営業店ごとに集約して月1回本部に報告するという手順で作業を行っていました。すべての作業を手動で行っていたため業務負担が大きく、集計処理が月末に集中するほか、データが古い情報になってしまうなどの問題がありました。
Kintone導入後は、リアルタイムで集計結果を閲覧できるようになりました。集計・検索業務が無くなり、年間200時間弱の作業時間を削減できたほか、大幅なコスト削減にもつながりました。
さらに、QRコードやiPadで予約管理をしているため、同じ顧客が再度キャンセルをしていることも瞬時にわかるようになり、キャンセル問題も解決できました。
事例3:株式会社赤福「kintone」で予約管理を効率化、年間200時間削減
三重県の老舗和菓子メーカー、株式会社赤福では、人気商品「朔日餅」の予約管理にkintoneを導入しました。従来は電話やFAXでの予約受付を紙やExcelで管理していたため、予約数の集計や検索に多くの時間がかかっていました。
kintoneを導入することで予約数は自動で集計されるようになり、予約データも検索できるようになりました。導入による業務時間削減効果はなんと年間200時間にも達しています。
予約システムが確立したことでキャンセル削減にもつながり、さらに蓄積されたデータから従業員一人当たりの処理能力を分析して人員配置に活かすなど、効率化に留まらない活用を実現しています。
事例4:有限会社上村工作所「kintone」で製造工程の見える化
エンジン発電機・溶接機・工作機械のモーター電機子の巻線加工を行う有限会社上村工作所では、作業工程表を紙で配布していました。作業に必要な図面番号もすべて手で入力しており、気を付けていても稀に入力ミスが発生し、製造工程の手戻りが発生してしまうこともありました。
アナログな仕事の管理を脱却し、このような手戻りを無くすために導入したkintoneで、まず「機種管理アプリ」を作成。100以上の製品をマスタ化し、製品名と対応する図面番号を記録していきました。
ExcelにあったデータをKintoneに置き換え、手戻りを避けるため「製品に対応した各工程の図面」の管理アプリを作成し、各工程の作業スケジュールを見える化しています。管理アプリによって、図面変更の日時や過去の図面名を把握できるようになりました。
当初は、紙・ExcelからPCへの変更作業に時間と手間がかかると思っていましたが、kintoneは使い勝手がよく、入力する時も従来とほとんど変わりなく運用できることがわかりました。
事例5:株式会社資生堂「kintone」で研究開発拠点の情報共有を効率化
株式会社資生堂では、世界中の研究開発拠点の稼働にあたり、従来IBM Notesによって業務システムを構築していました。しかし、技術者不足によりメンテナンスが困難であったり、サポートベンダの乗り換えによって仕様書が十分に残っていなかったりと、あらゆる課題が顕在化していました。
また、研究テーマを管理していたExcelも、データの入力や統合、継続に多くの時間がかかっていました。
そこで、IBM Notesを素早く安価に移行できるほか、研究テーマの情報共有やフォーマット統合が可能なkintoneの導入に至りました。kintone導入により、研究テーマの設定から推進への移行や、進捗管理が格段にスムーズになり、システム管理や情報管理の効率が飛躍的に上がりました。
わずか3ヶ月でポータルサイトを構築し、問い合わせ管理の一元化に成功。現場からのニーズを吸い上げ、事業本部との信頼関係を築きながら、2ヶ月で約40程度のアプリを作成しました。アプリ1つの開発に要した時間は1.5日と、驚異的なスピードです。
事例6:愛知県庁「kintone」で給付業務を2週間で構築
愛知県庁では、給付業務を効率化するためkintoneへ移行しました。kintoneの導入でExcel中心の台帳管理から脱却し、さらに振込データの自動作成アプリまでわずか2週間で完成させています。
kintoneで給付業務の基盤を整備したことで、2万件を超える給付金の申請データの管理と複数部署との連携が容易になりました。本庁の関係者や県の事務局を含む500名のスタッフが利用しており、物理的距離がある事務局との情報連携もスムーズになりました。
kintoneの活用により、情報の一元管理とリアルタイムな情報共有が可能となり、市民への迅速なサービス提供が実現しました。
事例7:株式会社ランドスケイプ「kintone×freee」で月次処理を大幅短縮
株式会社ランドスケイプは、Notesを使用していた経理部門での月次処理をkintoneとfreeeの連携により革新しました。従来はCSVやExcelによる手作業が多く、数値ミスの不安を抱えていました。
kintoneとfreeeの連携により、20営業日かかっていた作業が7営業日に短縮される大きな成果をあげました。手作業によるミスのリスクも大幅に減少し、経理部門の業務品質が向上しました。
事例8:LIXIL「AppSheet」で現場社員が1万7,000個のアプリを開発
住宅設備大手のLIXILでは、AppSheetを全社展開し、驚異的な成果を上げています。もともとLIXILでは、ツールが乱立するリスクを考慮し、現場社員のアプリケーション開発を禁止していました。
しかし、AppSheetの導入を検討するうえで、アプリ開発に必要なスキルをどのくらいの期間で習得できるかの実験を実施。実験結果によると、YouTubeで視聴できるノーコード開発の教材を1~2日視聴するだけで簡単なアプリを作れることがわかり、AppSheetを全社員に展開することになりました。
AppSheetを導入後、現場社員3,963人がノーコード開発で1万7,007個のアプリケーションを開発。現場社員が業務上の課題を解決するために主体的にアプリケーションを開発できるようになりました。
AppSheetを採用した理由は、自社データベースであるLIXIL Data Platformに接続できること、BigQueryとの相性がよいことが決め手でした。
事例9:大栄技研工業株式会社「AppSheet」で製造現場の見える化
創業65年の歴史を持つ愛知県半田市の老舗企業、大栄技研工業株式会社では、製造現場の日報や製造実績を紙で管理しており、情報が従業員任せで散在していました。部署間でリアルタイムな情報共有が難しく、現場の状況を把握するのに時間がかかり、後追い作業が頻繁に発生していました。
既存システムや外部ベンダーへの依頼も検討しましたが、要件定義が曖昧な状態では難しいと判断。自分たちでアプリ開発をできるツールを探していた中で出会ったのがAppSheetでした。
2023年7月より製造部署のデジタル化プロジェクトを立ち上げ、AppSheetの洗練された操作性と圧倒的なコストメリット、そして何より自分たちの手で理想のシステムを実現できるという確信が持てたことが大きな決め手となりました。
支援会社を選定する際は、多くの実績があり、直接的なサポート力に優れていたこと、相談会で現状の課題や実現したいことを話す中で、可能なことだけでなく「こういうことはやっぱり難しいですよ」といったことも正直に伝えてくれたことを評価しての導入となりました。
事例10:堺アルミ株式会社「kintone×コラボフロー」でデジタル化を推進
堺アルミ株式会社は、2021年に昭和電工株式会社のアルミ圧延品事業をスピンオフし、IT部門を持たない状態でシステム構築に取り組んできました。
非IT部門の担当者でも運用できるシステムを目指し、Microsoft 365、Garoon、コラボフロー、kintoneを組み合わせてデジタル化・業務効率化を実現しました。
kintoneによって業務同士がつながっていくようになり、業務のスピードやコミュニケーションがどんどん速くなるなど、大きな効果につながっています。情報の一元化や業務の可視化、ミス撲滅による作業品質の向上、ペーパーレスなど現場からはさまざまな効果の声が寄せられています。
ノーコード業務システム導入の成功ポイント
明確な課題設定が重要
成功事例に共通するのは、解決すべき課題が明確だったことです。「なんとなく効率化したい」ではなく、「在庫管理の精度を上げたい」「月次処理の時間を削減したい」など、具体的な目標を設定することが重要です。
小さく始めて段階的に拡大
いきなり大規模なシステムを構築するのではなく、まずは一部門や一機能から始めることが成功の秘訣です。小さな成功体験を積み重ねることで、社内の理解も得やすくなります。
資生堂の事例では、わずか3ヶ月でポータルサイトを構築し、その後2ヶ月で約40のアプリを作成するという段階的なアプローチで成功しています。
現場主導の開発体制
ノーコードツールを使えば、業務部門自らが開発することができ、世の中の変化に素早く対応できるという大きなメリットがあります。システムを実際に使う現場担当者が開発に関わることで、本当に必要な機能を持ったシステムが生まれます。
東京電力エナジーパートナーやLIXILの事例は、現場主導の開発が大規模な成果につながることを示しています。
適切なツール選定
代表的なノーコードツールには、それぞれ特徴があります。
kintoneは、案件管理や受発注管理、交通費申請など、あらゆるアプリをプログラム作業なしで作成可能です。アプリの作成だけでなく、データの入力・閲覧・分析から情報共有、コミュニケーションまでを一つのツールで完結できます。日本企業での導入実績が豊富で、日本語サポートも充実しています。
AppSheetは、Googleが提供するノーコードプラットフォームです。Googleスプレッドシートやデータベースなどの既存のデータソースに接続するだけで、基本的なアプリケーションの雛形が自動的に生成され、そこからカスタマイズを加えていくことができます。Google Workspaceとの連携が強みです。
目的に応じて最適なツールを選ぶことが、プロジェクト成功の鍵となります。
ノーコード開発で注意すべきポイント
セキュリティとガバナンス
顧客情報や機密情報を扱う場合、セキュリティ対策は必須です。アクセス権限の設定、データの暗号化、バックアップ体制などを確認しましょう。特に金融機関や公的機関での導入事例では、セキュリティ要件をクリアしていることが重要な選定基準となっています。
スケーラビリティの検討
ノーコード開発は、用意されているパーツやテンプレートを組み合わせてシステム開発を行うため、通常のプログラミングに比べて自由度や拡張性が低く、複雑かつ大規模な開発には向かないケースもあります。
ただし、近年ではノーコードツールも進化を続けており、高度なWebシステムやアプリを開発した実績も増えてきています。将来的にユーザー数やデータ量が増えた場合に対応できるか、事前に確認が必要です。
継続的な運用体制
システムは構築して終わりではありません。kintoneによって、何年も使い込んだExcelの中にしかなかった情報が社員同士で手軽に共有できるようになったり、異動に伴う引き継ぎ業務を簡素化できたりと、大きな効果が得られます。
日常的なメンテナンスや、トラブル時の対応体制を整えておくことが重要です。社内に「ノーコード推進担当」を設置するなど、継続的に改善を進める体制を作りましょう。
専門家のサポートで確実な導入を
ノーコードは確かに誰でも使えるツールですが、業務要件の整理やシステム設計、最適なツール選定には専門知識が必要です。多くの成功事例では、初期段階で専門家のサポートを受けています。
大栄技研工業の事例では、多くの実績がある支援会社を選定し、トレーニングまでを請け負ってもらうことで、スムーズな導入を実現しました。相談会で率直なアドバイスをもらえたことが、成功の要因となっています。
弊社では、ノーコードを活用した業務システム開発を数多く手がけてきました。お客様の業務課題をヒアリングし、最適なソリューションをご提案いたします。システム構築だけでなく、運用開始後のサポートまで、トータルでお手伝いします。
「業務効率化したいけど、何から始めればいいか分からない」「ノーコードで本当に自社の課題が解決できるのか知りたい」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。無料相談も承っております。
まとめ
ノーコードツールを活用した業務システム開発は、コスト削減とスピーディーな導入を実現できる有効な手段です。本記事でご紹介した10の事例からも分かるように、業種や業務内容を問わず、様々な場面で成果を上げています。
東京電力エナジーパートナーの3,000人規模の導入から、みずほ信託銀行の年間200時間削減、株式会社赤福の予約管理効率化、LIXILの1万7,000個のアプリ開発まで、実際の企業が具体的な成果を達成しています。
重要なのは、以下の4つのポイントです:
- 明確な課題設定:具体的な目標を持つ
- 小さく始める:段階的にシステムを拡大
- 現場主導:実際に使う人が開発に関わる
- 適切なツール選定:目的に合ったツールを選ぶ
そして、必要に応じて専門家の力を借りることで、より確実に成功へと導くことができます。
DX推進や業務効率化をお考えの企業様は、ぜひノーコード開発という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。多くの企業が既に成果を上げており、あなたの会社でも同様の効果が期待できます。
弊社ではノーコードを活用し、低価格、高品質、短期納品で開発可能です。
業務システムの導入でお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたのビジネスに最適なご提案をさせていただきます。
まずは、現在の予約管理の課題や理想の姿をお聞かせください。スクラッチ開発とノーコード開発、それぞれのお見積もりと比較資料をご用意いたします。
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