「申請書類の承認に時間がかかり、業務が止まる」「ハンコリレーで承認状況が見えない」「テレワーク環境で紙の申請が回らない」——そんな悩みを抱える中小企業の総務・経営者に向けて、ワークフローシステムの導入メリット・進め方・おすすめシステムを解説します。
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ワークフローシステムとは
ワークフローシステムとは、社内の申請・承認・決裁などの業務プロセスをデジタル化し、自動化するシステムです。稟議書・経費申請・休暇申請・押印申請など、これまで紙やExcelで運用していた申請業務をオンライン上で完結できるようになります。
申請者がフォームに入力すると、設定された承認ルートに沿って自動的に上長へ通知が届き、承認・差し戻し・コメント記録までをシステム上で管理できます。テレワークの普及や脱ハンコの流れ、電子帳簿保存法への対応も追い風となり、中小企業での導入が急速に進んでいる領域です。
中小企業のワークフローで起きる4つの課題
ワークフロー導入を検討するきっかけとなる、中小企業に共通した課題を整理します。
申請書の回覧・押印に時間がかかる
紙の申請書を作成し、上長を順番に回って押印をもらう「ハンコリレー」は、承認に数日〜1週間かかることも珍しくありません。承認者が出張・在宅・休暇中の場合は、書類がデスクで止まってしまい、業務全体が遅延する原因になります。
承認状況が見えず、進捗を把握できない
申請書が今どこにあるのか、誰の承認待ちなのかを確認するために、申請者が承認者に電話やメールで問い合わせる手間が発生します。承認漏れ・差し戻しのやり取りも口頭やメールに頼ると、対応漏れが起きやすくなります。
テレワーク・リモートワークに対応できない
紙の申請・押印が前提の運用では、テレワーク中の従業員が申請のために出社せざるを得ない場面が発生します。働き方の柔軟性を高めようとしても、ワークフローがアナログのままだとリモートワークが進まない原因になります。
過去の申請履歴を検索できない
紙やExcelでの申請管理では、過去の決裁内容を後から確認したいときに探すのが困難です。「いつ・誰が・何を承認したか」が記録として残らないため、内部統制・監査対応の観点でもリスクとなります。
ワークフロー導入の5つのメリット
ワークフローを導入することで得られる主なメリットを5つ紹介します。
申請・承認スピードが大幅に向上する
申請がオンライン上で完結し、承認者にも自動で通知が届くため、これまで数日かかっていた決裁が当日〜翌日中に完了するケースが増えます。承認者が外出中・在宅勤務中でもスマートフォンから承認できるため、業務全体のスピードが上がります。
承認状況・履歴をリアルタイムに把握できる
申請がどのステップにあるか、誰の承認待ちかが一目でわかります。申請者が承認者に問い合わせる手間が不要になり、承認者側も差し戻しや承認漏れを防ぎやすくなります。過去の申請履歴もシステムに残るため、後から検索・確認することも容易です。
テレワーク・脱ハンコを実現できる
申請・承認がすべてオンラインで完結するため、紙の書類や押印のために出社する必要がなくなります。働く場所を問わず業務を進められる体制を整えられ、テレワークや時差出勤などの柔軟な働き方を支える基盤となります。
内部統制・コンプライアンスを強化できる
システムに承認ルートが明確に定義されているため、必要な承認者を飛ばして決裁が進むようなミスを防げます。すべての申請が記録として残るため、監査対応や内部統制の観点でもメリットが大きく、ガバナンス強化に直結します。
業務の標準化と属人化解消につながる
申請フォーム・承認ルートがシステムに定義されることで、誰が申請しても同じプロセスで処理されるようになります。「この申請は誰に出せばいいかわからない」「人によってやり方が違う」といった属人化を解消し、業務の標準化が進みます。
ワークフロー導入の進め方4ステップ
ワークフロー導入は、いきなり全業務を一気にデジタル化するのではなく、段階的に進めることが成功の鍵です。以下の4ステップを参考にしてください。
既存の申請業務を棚卸しする
社内で運用している申請書を洗い出し、種類・件数・承認ルートを整理します。「稟議書」「経費申請」「休暇申請」「押印申請」など、業務ごとに現状を把握することで、どの申請からデジタル化すべきかが見えてきます。
優先度の高い申請から着手する
すべての申請を一度にデジタル化するのではなく、利用頻度が高い・ルートがシンプルな申請から始めます。多くの中小企業では「経費申請」「休暇申請」がスタートに適しています。
システム選定と試験運用
選定したシステムで対象申請を試験運用し、現場の使い勝手や定着しやすさを確認します。無料トライアルを活用し、申請者・承認者の両方の視点で評価することが重要です。
本格運用と申請種類の拡大
試験運用で問題がなければ本格運用に移行し、対象申請を順次拡大していきます。稟議書や複雑な承認ルートを持つ申請は、運用に慣れてから取り組むとスムーズです。
おすすめワークフローシステム比較5選
中小企業に導入しやすいワークフローシステムを5つ厳選して紹介します。
ジョブカンワークフロー
シンプルな操作性と低コストが特徴のクラウド型ワークフローシステムです。ジョブカン勤怠管理・経費精算など同シリーズとの連携が強く、バックオフィス全体を統合的に効率化できます。中小企業に最適なプラン設計で、初めて導入する企業にも向いています。
- 料金:月額300円〜/人
- 特徴:シンプルな操作性、ジョブカンシリーズとの連携、低コスト
- 向いている規模:小〜中規模
kintone(キントーン)
サイボウズが提供する業務アプリ作成プラットフォームで、ワークフロー機能も備えています。プログラミング不要で自社業務に合わせた申請フォーム・承認ルートを柔軟に作成できる点が特徴です。ワークフロー以外にも顧客管理・案件管理・データベースなど幅広い用途に応用できます。
- 料金:月額780円〜/人
- 特徴:カスタマイズ性が高い、複数業務に対応可能、豊富な連携サービス
- 向いている規模:小〜中規模
X-point Cloud
エイトレッドが提供する純国産のワークフロー専用システムです。紙の申請書をそのままシステム上で再現できるため、現場での違和感が少なく定着しやすい点が強みです。中小〜大企業まで幅広い実績があり、稟議など複雑な承認ルートにも対応できます。
- 料金:月額500円〜/人
- 特徴:紙の帳票を忠実に再現、複雑な承認ルート対応、純国産
- 向いている規模:中〜大規模
rakumo ワークフロー
Google WorkspaceやMicrosoft 365と連携できるクラウド型ワークフローシステムです。すでにGoogleやMicrosoftのグループウェアを利用している企業であれば、シングルサインオンや組織情報の自動連携などをスムーズに実現できます。
- 料金:月額300円〜/人
- 特徴:Google・Microsoftとの連携、シンプルな操作性
- 向いている規模:小〜中規模
楽々WorkflowII
住友電工情報システムが提供するワークフローシステムで、複雑な承認ルートや業務プロセスにも対応できる柔軟性が特徴です。中堅〜大企業での導入実績が豊富で、内部統制やコンプライアンスを重視する企業に向いています。
- 料金:要問い合わせ
- 特徴:複雑な承認ルート対応、大手企業の導入実績、内部統制強化
- 向いている規模:中〜大規模
ワークフローシステム比較表
| システム名 | 料金目安 | カスタマイズ性 | 他システム連携 | 向いている規模 |
|---|---|---|---|---|
| ジョブカンワークフロー | 300円〜/人/月 | 標準 | ジョブカンシリーズ | 小〜中規模 |
| kintone | 780円〜/人/月 | 非常に高い | 多数連携可 | 小〜中規模 |
| X-point Cloud | 500円〜/人/月 | 高い | 連携可 | 中〜大規模 |
| rakumo ワークフロー | 300円〜/人/月 | 標準 | Google・Microsoft | 小〜中規模 |
| 楽々WorkflowII | 要問い合わせ | 非常に高い | 多数連携可 | 中〜大規模 |
自社仕様が必要ならノーコード開発
市販のワークフローシステムは汎用的に設計されているため、次のようなケースでは自社の要件を満たせないことがあります。
- 業界特有の独自申請項目や複雑な承認条件に対応したい
- 既存の基幹システムや業務ツールとデータ連携したい
- ワークフローと案件管理・顧客管理・勤怠管理を同一プラットフォームで運用したい
- 申請データを経営ダッシュボードに集約して分析したい
このような独自要件を持つ企業には、ノーコード開発で自社仕様のシステムを構築するという選択肢が有効です。具体的な活用事例は業務システム ノーコード 構築した成功事例10選をご覧ください。
ノーコード開発を選ぶ主なメリット
- 自社の申請項目・承認ルートに完全対応できる
- フルスクラッチ開発と比べてコストを大幅に抑えられる(目安:数十万〜数百万円)
- ワークフロー以外の業務(案件管理・顧客管理・勤怠管理)も同一プラットフォームで一元管理できる
- 運用開始後も機能追加・変更に迅速に対応できる
ワークフロー導入で業務効率化と働き方改革を実現
ワークフローの導入は、申請・承認スピードの向上だけでなく、テレワーク対応・内部統制強化・業務の標準化と、複数の効果を同時に実現できる重要な取り組みです。
まずは社内の申請業務を棚卸しし、優先度の高い申請から段階的にデジタル化を進めることが成功の鍵です。既製品では対応しきれない独自要件がある場合は、ノーコード開発による自社仕様の構築も選択肢として検討してみてください。
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